2022.11.12–13
Bar 赤姫 & マユンバー
日時: 2022年11月12日[土]19:00–, 13日[日] 20:30–(トークが終わり次第)
場所: PURPLE
料金: ドリンク代
金サジ個展「山に歩む舟」会期中最後の土日夜に、伝説の名(迷)店「Bar 赤姫」と「マユンバー」がPURPLEに登場!
1日目、12日[土] 19:00–は「Bar 赤姫」にPURPLEで展示をされた写真家 山内悠さんが飲みに来られます。
2日目、13日[日] 20:30–はアーティスト マユンキキさんがトーク後そのまま参加され「マユンバー」をオープン。
イベント中は金サジさんももちろん居られます。
展示やそれぞれの制作、活動についてゆるっとお話できる会です。
ぜひお気軽にご参加ください。
金サジ
自身のコリアンディアスポラの身体的、精神的アイデンティティの「揺らぎ」をきっかけとして活動をはじめる。創作物語を演出写真の技法を用いて作品を制作。写真家として活動しながら、活動の一環として、韓国舞踊家、金一志の下に師事。韓国伝統芸能を学びながら、ディアスポラに代々継承されていく歴史・民族精神のトラウマから生まれる新たな可能性を探っている。現在、ロシアのサハリンのリサーチを日本サハリン協会等の協力を得ながら継続中。2020年度より多様なメンバーと映像作品「AMA~ウィルスとおよぐ~(https://vimeo.com/529318251)」を完成に向けて奮闘制作中。2016年度キヤノン写真新世紀グランプリ、令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。ホームページ http://kimsajik.com
山内 悠|Yu Yamauchi
1977 年、兵庫県生まれ。独学で写真をはじめ、 スタジオアシスタントを経て、制作活動を続ける。自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している。富士山七合目の山小屋で600日間暮らし、眼前の雲上の光景を撮り続けた《夜明け DAWN》(2010年-赤々舎)。その山小屋に半世紀にわたり身を置く主人に焦点をあて、自然に対する人間の内と外の対話を著した《雲の上に住む人》(2014年-静山舎)。モンゴル全土を巡り、出会ったそれぞれで相対的に形成される時間や空間から、 多元的な世界の構造を観た《惑星》(2020年−青幻舎)を発表している。現在は長野県八ヶ岳山中を拠点に制作を行い、国内外で個展やグループ展に参加。
マユンキキ|Mayunkiki
1982年生まれ。北海道出身・在住。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバー。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルにパフォーマンス参加多数。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF) 2017バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。2018年より、自身のルーツと美意識に纏わる興味・関心からアイヌの伝統的な文身「シヌイェ」の研究を開始。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。2020年には、第22回シドニー・ビエンナーレ「NIRIN」に参加。同年、写真家の池田宏と「シヌイェ アイヌ女性の入墨を巡るプロジェクト」(北海道・白老)、その後の初めの個展として2021年「シンリッ アイヌ女性のルーツを探る出発展」(北海道・札幌、CAI03)を開催した。