2022.07.14
「イメージの生命」
川瀬慈×港千尋
日時: 7月14日(木) 19:00-20:30
場所: PURPLE(20名、要予約)、YouTube配信
料金: 1000円
PURPLEでの「アビシニア高原、1936年のあなたへ -イタリア軍古写真との遭遇-」展の開催に際して、本展の企画者であり映像人類学者 川瀬慈と写真家 港千尋によるトークイベントを開催します。 人間の制御を超えたイメージの生命や主体性を前提とした、写真との対話のありかたについて、展示写真を紹介しつつ考えます。
川瀬慈
映像人類学者。1977年生まれ。国立民族学博物館准教授。エチオピアの吟遊詩人、楽師の人類学研究を行う。人類学、シネマ、アート、文学の実践の交点から創造的な語りの地平を探求。主著に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年)、『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年)、『叡智の鳥』(Tombac/インスクリプト、2021年)。
港千尋
写真家。多摩美術大学情報デザイン学科教授。
イメージの発生と記憶などをテーマに制作、著述、キュレーションと広範な活動をつづけている。
ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016芸術監督などを歴任。
写真集に『掌の縄文』(羽鳥書店)、著書に『革命のつくり方』(インスクリプト)『インフラグラム』(講談社選書メチエ)など多数。『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)で2019年度日本写真協会賞受賞。
最新刊に『写真論』(中央公論新社、2022年)『武満徹、世界の・札幌の』(共著 インスクリプト、 2022年)、写真集に『Across The Waters』(ABI+ P3パブリッシング、 2022年)などがある。