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川瀬慈

ストリートの精霊たち

定価:1,900円+税

Book Design: 木村稔将
Size: 四六判(188×127mm)
Pages: 204 pages
Published in April 2018
Publisher: 世界思想社

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ゴンダールのストリート、それほどまでに懐かしく、胸の痛みを伴のうほど恋しい場所のある川瀬氏は幸せだ。嫉妬さえ覚える。――音楽家・坂本龍一氏

人類学のフィールドワークのため、エチオピアのゴンダールに居着いた著者。そこは、物売りや物乞い、芸能者たちが息づく奥深い空間だった。著者と彼ら“ストリートの精霊たち”との密な交流から、雑踏の交響詩が聞こえてくる。 ――音楽家・坂本龍一さん推薦! 川瀬慈氏の『ストリートの精霊たち』を読んで、ぼくもエチオピアの伝統食、インジェラというものを食べたくなった。ニューヨークのエチオピアン・レストランを探すとするかな。ゴンダールのストリート、それほどまでに懐かしく、胸の痛みを伴うほど恋しい場所のある川瀬氏は幸せだ。嫉妬さえ覚える。そして精霊たち、アズマリの少年タガブ、ラリベロッチのテラフン、即興詩人、そのような者たちと過ごした時間の記憶をもっている人生は豊かだ。  

― 出版社説明文より

    目次 プロローグ 1 ピアッサの精霊たち 2 太陽のララバイ 3 ムルの蛇 4 たまご売りの少女チャイナ 5 神にささげる歌 6 高原のチャップリン 7 あるシンフォニー 8 約束の地 9 永遠 10 神々との戯れ 11 コロタマリ 12 ヨハネスとの約束 13 再会 14 旅路 15 アニキの流儀 16 十字架 17 エチオピアホテル あとがき

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