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2025.4.30

りんご通信7号刊行記念 「ひりつく対話 yezoiと韓国写真のいまをめぐって」

日時 : 4月30日(水) 18:00-
料金 : 1,000円
定員30名 要予約

ご予約は下記のリンクからお申し込みください。

https://forms.gle/87vbEfeozng11LpbA

 

りんご通信7号の刊行を記念して、連載「ひりつく抱擁」を執筆した韓国の作家yezoiさんと、りんご通信編集部の髙橋健太郎さんと姫野さんを迎えたトークイベントを開催します。

写真を見ることは、ある種の抱擁に似ているかもしれません。触れるには少し痛みがともなう記憶や、ことばにならない感情。そのままでは見過ごされてしまうような「ひりつき」に、カメラを通して向き合おうとする人がいます。

韓国・ソウルを拠点に活動するyezoiさんは、写真と文章を行き来しながら、都市の周縁や日々の暮らしに沈む光をすくい上げてきました。本イベントでは、yezoiさんのこれまでの創作や、韓国における写真表現の現在について、りんご通信編集部とともに語り合います。

写真と言葉、ひりつくような感情と向き合う静かな対話に、ぜひご参加ください。

 

 

 

거기에 있는 이들 There before

 

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【プロフィール】

 

황예지(ふぁん・いぇじ)

 

1993年、ソウルで生まれる。収集と記録を楽しむ両親の下で育ち、彼らの習慣のおかげで自然と写真を始めた。写真とエッセイ、インタビューなど多様な形式を扱いながら個人的な叙事を収集している。個人の感情と関係、身体を通して社会を見つめようと思う。写真集『mixer bowl』と『節気、season』、散文集『優しい世界があるように』と『ひりつく抱擁』を発刊。個展〈Mago〉、〈足りない星座〉を開いた。

https://www.yezoi.com/

https://www.instagram.com/yezoi

 

 

 

髙橋健太郎(たかはし・けんたろう)

 

1989年、横浜生まれ。幼少期をアメリカとカナダで過ごす。2011年の春に起きた震災をきっかけに、日々移ろう光を記述しようと写真を手にした。以来、自身と社会とのあいだにひそむ距離を測るように、人の記憶や痛み、その回復へと通じる時間の層にそっと触れる作品を制作している。著書『A RED HAT』(赤々舎、2020年)。ソウル市立美術館アーカイブ館(SeMA AA)で開催中のグループ展《Into Other Rivers》に参加している(〜7月27日)。

https://kentaro-takahashi.com/

https://www.instagram.com/kentarotakahashi13/

                                                    ©yezoi hwang

 

 

姫野希美(ひめの・きみ)

 

2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある

 

 

 

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展示《Naran Naran: Days of Reading》, Factory2, 2024.6.19 - 7.7

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