2023.07.09
谷口昌良『空を掴め―空象へ』刊行記念トークイベント
『空を掴めーー空象へ』表紙より
日時: 2023年7月9日[日] 15:00–16:30
場所: PURPLE(30名、要予約)
料金: 1000円
こちらからお申し込みください。
谷口昌良『空を掴め―空象へ』が赤々舎より刊行されたことを記念したトークイベントを行います。登壇者には、谷口昌良さん、ブックデザインを務める木村 稔将さん、そして司会には大倉佑亮さんをお招きし、本作の魅力に迫るとともに、写真家として、仏僧として、どのような思いのなかで現在の境地に至ったのかをお話いただきます。
谷口昌良|TANIGUCHI Akiyoshi
1960年東京生まれ、寺に育つ。小学生の頃に祖父の本堂での暗室作業の手伝いから写真の幻想と本尊の神々しさを原体験に写真と仏教の宿命を担う。高卒後渡米、10年の滞在の中New Yorkで写真を、Los Angelesで仏教を学ぶ。写真はLeo Rubinfienに師事。Lee Friedlander, Garry Winogrand, William Egglestonらに影響を受ける。現在、長応院住職、空蓮房房主及び写真家。作品集に「写真少年」3部作、「空を掴めI/石田瑞穂共著」(空蓮房・YKG Publishing刊)「空蓮房|仏教と写真/畠山直哉共著」、近著に「空を掴め−空象へ」(赤々舎刊)がある。作品はSFMOMA, Denver Art Museumにコレクションされている。
木村稔将|TOSHIMASA Kimura
グラフィックデザイナー 1978年生まれ。2006年オランダのWerkplaats Typografie(ArtEZ institute of the Arts グラフィックデザイン学科修士課程)を修了。デザイン会社「schtucco」を経て、2010年よりエディトリアル・デザインを中心にフリーランスとして活動中。
大倉佑亮|OKURA Yusuke
1988年 兵庫県生まれ、京都市在住。京都大学総合人間学部 創造行為論専修 卒業。2014年にChim↑Pomの卯城竜太が講師を務めた美學校のプログラム「天才ハイスクール!!!!」に参加。
2020年から寳幢寺僧院長/武術家、龍源師に師事。現在、京都芸術大学美術工芸学科非常勤講師、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭などの国際芸術祭の企画・運営・コーディネーションなども務める。
キュレーションした展覧会に、石川竜一+森 ナナ展「絶景の瞬間」The 5th Floor(東京 2021年)がある。