植田信子
いきものがたり
定価:2,500円+税
Art Direction:宮谷一款(日本写真印刷コミュニケーションズ)
発行:PURPLE
印刷製本:日本写真印刷コミュニケーションズ
Printing Director:渡辺穣
Project Coordinator:吉田真治
Size: H215mm ×W305mm
Page:50 pages
Binding:Hardcover
Published in 12 May, 2024
ISBN978-4-9912907-3-2
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生き物たちが語りだす、動物写真絵本
About Book
『いきものがたり』は、動物たちのまなざしや集い生きる姿を捉え、彼らの間で交わされる身体のコミュニケーションをひらいた、植田信子による初写真集です。
「人間だけが特別な存在なのではなく、人間以外の生き物たちにもそれぞれの生活や思いがあり、生きていく上でいろいろなことばを発している」と綴る植田は、動物園や水族館、港、公園など、人のそばで暮らす動物たちに焦点を当てました。
じっと自らの手を見つめる猿、背中を並べ草を食む鹿、頭を寄せるペンギン、夕陽に佇み目を細めるアシカ、魚をくわえてどこかへ行く猫など、私たちが一方的に視線を投げてきた彼らを改めて見つめると、そこにはたしかに、生き物たちによるひとつの社会が編み出されています。
一つひとつのしぐさや表情が新鮮に迫りながら、同時に、俯瞰するような写真家の視点が、生き物のもつ色彩や造形の神秘性をも写し出しています。
「生き物のことばを聞きたくて、知りたくて、時には語りたくて、これからも会いに行きます。」
絵本のようにも感じさせる佇まいをもった本書は、私たち人間も含めた他者の生の不思議さ、わからなさに向かい合う、はじまりの一冊です。
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Profile
植田信子 |Nobuko Ueda
京都市生まれ。滋賀県草津市在住。
2009年頃から写真を撮り始める。
京都芸術大学通信教育部芸術学部美術科写真コース卒業。
JPS展、国際写真サロン、その他写真コンテストの入選多数。
〈所属団体〉
日本写真協会、全日本写真連盟、京都写真芸術家協会、滋賀県写真家協会、京都丹平