PURPLE

検索 search

PURPLE

深瀬昌久

Family

定価:8,200円+税

Design: Morgan Crowcroft-Brown
Size: 310 × 230mm
Pages: 96 pages
Binding: Hardcover
Published in 2019
Publisher: MACK

送り先一箇所に対して、商品合計金額が10,000円以上は送料無料

お支払い方法は、各種クレジットカード、銀行振込をお使いいただけます

死の記録装置によって撮られた家族写真
深瀬が生前に手がけた最後の1冊の新装版

1971から1975年、1985から1989年と2回に分けて深瀬の写真人生の中で撮り続けられた家族写真。

故郷の美深町にあった深瀬の父が2代目、弟が3代目として経営していた写真館の2階のスタジオ(深瀬曰く「写場」)で制作されたシリーズ。

軽快なパロディーとして生まれた本作であったが、20年近くかけて家族を撮ったこれらの写真からは残酷なほどに一家の栄枯盛衰を記録するものと仕上がった。

 

「ピントグラスに映った逆さまの一族のだれもが死ぬ。その姿を映し止める写真機は死の記録装置だ」

 

― 深瀬昌久「狂、礼文島。」(『流行写真』1985年8月号)より

関連記事