遠藤文香
Kanoko
2026年10月1日[木]-11月1日[日]
時間:13:00-19:00
休廊:月・火
*ただし、10/12(月祝)は営業、10/14(水)は休業
協力:bookshop M
このたびPURPLEでは、遠藤文香の個展「Kanoko」を開催いたします。
遠藤文香は、自然や家畜動物をモチーフに、撮影する行為を通して対象との繋がりや親密さをアニミズム的自然観によって表現している作家です。自己と他者の境界を溶かしていくようにストロボの光を当てて撮影する瞬間、自然の美しさだけでなくそのうちに秘められた光をも映し出し、現実的でありながら非現実的な未来を示唆しているようにも感じられる作品群で、注目を集めています。
bookshopMによる日本の小説と写真を一冊の本の中で拮抗させてきたシリーズの第6作として、今年刊行された写文集『Ayaka Endo: Kanoko』は、岡本かの子(1889-1939)の小説「鮨」('39)に、遠藤文香(1994-)の写真を加え一冊に再構成、編集・造本した “書物” です。その出版記念として、同書に収録された遠藤文香の写真作品を展示いたします。
造本家の町口覚は「意味を追うより先に身体の感覚が動き、見終えた後もそれが残った」と「鮨」の読後感と遠藤の写真に重なる印象を語っています。読むこと・見ることの往来によって唯一無二の時間がたちのぼる一冊、期間中は店頭にて書籍を特別価格で販売いたします。展示にお越しの際はぜひお手に取ってご覧ください。
【関連イベント】
岡本かの子「鮨」朗読会+トーク
朗読:七海(女優・モデル)
ゲスト:町口覚(造本家)× 清水紗良(デザイナー)
日時: 2026年10月17日[土] 15:00-17:00頃終了予定
場所: PURPLE (20名、予約優先)
料金:『Ayaka Endo: Kanoko』(¥7,920 tax-in)一冊付き¥8,700、朗読会のみ¥2,000
詳細はWEBサイト、SNSにて順次お知らせいたします。
【関連書籍】

遠藤文香:Ayaka Endo: Kanoko
言葉:岡本かの子
写真:遠藤文香
出版:町口覚
デザイン:清水紗良(MATCH and Company Co., Ltd.)
判型:縦210mm/横148mm
頁数:240頁
写真点数:98点
仕様:並製本、スリーブケース入り
発行:bookshop M Co., Ltd.
展示期間中、通常 ¥7,920(tax-in)を、PURPLE店頭でのみ 特別価格¥7,200(tax-in)にて販売いたします。
遠藤文香|Ayaka Endo
1994年生まれ。2018年、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、2021年に同大学院修了。修了後は東京を拠点に写真家として活動し、作品を発表する。現在はロンドン在住。主に動物や自然を対象とし、それらと人間とのあいだに古くから培われてきた感覚や秩序に関心を寄せながら制作を行っている。
