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2025.10.9

台湾写真文化の現在地──Lightbox 写真図書室と台湾国際写真祭

日時:10月9日(木)19:00
場所:PURPLE
定員:30名
料金: 1,000円
*日本語通訳あり

写真をつくることと、写真の場をつくること。その両方を往還してきた曹良賓(Liang-Pin Tsao)は、台湾でLightbox 写真図書室を立ち上げ、写真文化の保存と普及に取り組んできました。さらに今年、台湾初の国際的な写真祭「TIPF 台湾国際写真祭」を創設し、アジアにおける写真交流の新たな扉を開こうとしています。本トークでは、そうした実践とあわせて、日本の赤々舎から刊行された2冊目の写真集『Becoming・Taiwanese』についても紹介し、作品製作と写真をめぐる場づくりとがどのように響き合うのかを探ります。

聞き手:髙橋健太郎

 

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Lightbox 写真図書室

Lightbox写真図書館は、台湾初の非営利写真専門図書館。8年間で合計6,000冊以上の写真集を収集し、300以上の講演イベントを開催、さらに世界20カ国以上、30,000人以上のコミュニティの人々と台湾の写真を共有した。台湾の貴重な映像資産を保存し、開放的で平等な撮影学習環境を作るために尽力している。(公式サイトより抜粋)

 

「Lightbox」:攝影圖書室    https://www.lightboxlib.org

 

 

 

TIPF 台湾国際写真祭

2025年9月に初めて開催されたTIPF台湾国際写真祭(Taiwan International Photography Festival、略称TIPF)は、「テーマ展示」「国際フォーラム」「公共活動」の3つの内容を計画し、写真芸術に焦点を当てた国際ビエンナーレ。国内外の重要な芸術機関と専門家を招待し、異文化間の対話と芸術の民主化を促進し、より多くの人に写真と台湾を深く理解してもらうことを目的としている。(公式サイトより抜粋)

 

TIPF 台灣國際攝影節.   https://tipf.tw

 

 

 

 

《登壇者プロフィール》

曹良賓|Liang-Pin Tsao

新竹出身、台北在住。
芸術創作、組織運営、公共活動に携わる。2015年、台湾で初の写真集『中途』を出版。2016年には「Lightbox 写真図書室」を設立し、台湾の写真の保存・研究・普及に尽力してきた。2025年には第 1 回「TIPF 台湾国際写真祭」を創設。同年、2 冊目の写真集『Becoming・Taiwanese』が日本の赤々舎より刊行。

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